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【高収入を狙え】おすすめフリーランスエンジニア向けエージェントを徹底比較!

最終更新日:2019/05/11

フリーランスエンジニアという働き方がだいぶ広まり、かつてはベテランにのみ開かれていたチャンスだったのが、今では実務経験1、2年の新米エンジニアでも気軽に独立できるようになりました。

そんな時に欠かせないのが、フリーランスエンジニア向けエージェント。
フリーランスエージェントの存在によって、コネがない若手エンジニアでも気軽に独立して、高収入を稼ぎ出すことができるんですよね。

しかし、いざエージェントを探してみると、

  • 種類がたくさんあってどのエージェントに登録していいかわからない
  • 自分にあったエージェントが見つからない
  • 結局どのエージェントに登録すればいいの?
  • より多く稼ぐための方法が知りたい

と思う方も多いはず。たくさんありすぎてよく分かりませんよね。

フリーランス向けエージェントは、

  • 平均年収
  • 保有している案件数
  • 働き方(リモートに対応しているかなど)
  • 週何日の案件を扱っているか
  • 契約形態
  • マージン率

など、エージェントによって様々です。

何も考えずになんとなくエージェントを選んでしまうと、足元を見られて不当に安い金額で働いてしまったり、自分の望む働き方と違う現場に参画してしまったりする危険性があります。

せっかくフリーランスになってより良い生活を送りたいのに、こうなってしまっては元も子もないですよね。

そこで本記事では、現役フリーランスエンジニアの私が実際に使ってみてよかったオススメのエージェントを紹介していきます!

私自身、色々なエージェントを使って実際に参画したこともたくさんあるので、現場のフリーランスエンジニアしか知らないようなリアルな情報をお届けします。

オススメのエージェントの特徴や体験談をくわしくご紹介していくので、あなたにあったエージェントを見つけてください!

目次

フリーランスエンジニアならまずは登録すべき大手エージェント5選

レバテック

レバテックは、業界最大級の大手フリーランスエージェントです。フリーランスエンジニアとして活動しててレバテックに登録してない人はほとんどいないと思います。

レバテック
業界最大級
高単価案件多数
専門知識豊富
平均年収862万円
支払いサイト15日

レバテックの特徴はなんといっても、保有する案件が圧倒的に多いことです。

加えてレバテックを運営している会社は、IT人材支援を武器に急成長中の会社なので、エンジニアのキャリアについての専門知識が非常に深いです。

以下の記事では、実際に私が面談に行った様子を詳しく書いたのですが、私の面談を担当してくれた方の知識の深さに驚きました。

レバテックに登録すれば、あなたのスキル感や得意分野を正確に把握して、豊富な案件の中からあなたにあった最適な案件を見つけてくれます。

また、支払いサイト15日というのも地味にありがたいですね。
支払いサイトというのは、仕事が終わってから実際にお金が振り込まれるまでの期間なのですが、レバテックは翌月の15日に支払われます。これは他のフリーランスエージェントと比較すると最速レベルです。
フリーランスとして活動すると、多かれ少なかれキャッシュフローの問題には悩まされるので、支払いが早いと助かりますね。

レバテックは、新米、ベテラン、得意ジャンルを問わず、フリーランスエンジニアなら登録必須のエージェントと言えるでしょう。実際、私のまわりのフリーランスで登録してない人はほとんど聞いたことないです。

ミッドワークス

ミッドワークスは、フリーランスエージェントでありながら、フリーランスエンジニアに正社員並みの保証をしようという理念を持った画期的なエージェントです。

ミッドワークス
正社員並みの保障
高単価
週3から
低マージン

フリーランスへの転向を考えるとき、多くの人が以下のような不安を感じるはず。

  • 「仕事が継続的あるとは限らないし、なくなったらどうしよう…」
  • 「正社員と違って福利厚生ないし…」
  • 「万が一、仕事で失敗して損害賠償請求とかされたら嫌だな…」
  • 「税金の手続きとかやったことないけど、大丈夫かな…」

私自身こういった不安を抱えて、独立するかすごく悩んでいた時期がありました。まあ当然感じる不安ですよね。

でも安心してください。ミッドワークスなら以下のようなサポートでフリーランスの不安を解消してくれます!

  • 給与保証制度
  • 保険サポート
  • 税務保障

順番に説明していきますね。

給与保証制度
まず、注目してほしいのが、給与保証制度。ミッドワークスは豊富に案件を持っているのでめったに案件が途切れることはないのですが、万が一案件が途切れた場合でも、月額契約単価の80%を日割りで受け取ることができます。

  • フリーランスは仕事が継続的にあるとは限らない
  • フリーランスは収入が安定しない

給与保証制度によって、こういったフリーランスのデメリットが解消されてしまうんですよね。素晴らしいとしか言いようがありません。

保険サポート

ミッドワークスは保険のサポートも手厚いです。まず、案件参画中の期間は保険料を折半で保障してくれます。

「正社員かよ」

と思わずツッコミを入れたくなりますね。本来フリーランスになると保険料は100%自己負担をしないといけないのですが、これがけっこう重いのはよく言われるフリーランスのデメリット。保険料を折半で保障してくれるのは、とてもありがたい制度です。

加えて、フリーランス賠償責任補償というのもありまして、仕事上の過失で発生する賠償リスクに関しても手広くサポートしてくれます。
まあめったに起こらないことではあるのですが、これがあることで安心して仕事に打ち込めます。

税務保障

ミッドワークスを利用すると、案件に参画中はfreeeの個人事業主プランを無料で利用することができます。面倒な確定申告もfreeeを使ってサクッと終われせることができます。
それすら面倒という方には確定申告そのものの代行プランというのもあるので格安で税理士に依頼することができます。

ミッドワークスが提供する「正社員のようなフリーランス」制度について紹介しましたが、このようなサービスを行っているエージェントは他にありません。ミッドワークスを利用すれば、「フリーランスは不安定」というデメリットを解消して、高収入のフリーランスエンジニアになることができます!

またミッドワークスの魅力として週3から参画できることと、高単価なことがあります。
ミッドワークスが高単価な理由として、圧倒的にマージンが低いことがあげられます。ミッドワークスはマージン率を公開していて、10%~15%だそうです。これは業界内でもかなり低い方で、これによってフリーランスが高収入を得ることができるわけですね。

少し長くなってしまったので、どんな人がミッドワークスに向いてるかをまとめておきます。

ミッドワークスに向いている人

  • 安定したフリーランスになりたい人
  • 高収入を稼ぎたい人
  • 週3からの案件を探している人

上記に当てはまる人はぜひミッドワークスに登録しましょう!


ミッドワークスについての詳しい情報は以下の記事に書いたのであわせてご覧ください!

ギークスジョブ

ギークスジョブはエンジニアのキャリアという点に徹底的に重点を置いているエージェントです。

ギークスジョブ
高単価・長期案件多数
市場価値診断あり
平均年収780万円

ギークスジョブは市場価値診断や、フリーランスセミナーなど、これからフリーランスになろうか迷っている方向けに様々なイベントを行っています。フリーランスの報酬の上げ方や技術の強みの見つけ方など、フリーランスエンジニアとしてキャリア形成していく上で大事なことを積極的に発信しているエージェントです。

  • フリーランスとして活動してみたいけど、どれくらいの報酬をもらえるかわからない
  • すでにフリーランスとして活動しているけど、今もらっている報酬が適正か知りたい
  • 今後どういった技術を習得するとエンジニアとしての市場価値が上がるか知りたい

こういった方はギークスジョブに登録して情報収集をしながら案件をさがすといいと思います。逆にこういった情報がよくわからないままフリーランスとして活動してしまうと、安く買い叩かれていつまでたっても稼げないフリーランスになってしまいます。

少しでもフリーランスとしてのキャリアに不安のある方はギークスジョブに登録しましょう!



こちらの記事にギークスジョブについてまとめたので興味ある方はあわせてご覧ください!

フォスターフリーランス

フォスターフリーランスは株式会社 豆蔵ホールディングスという東証一部上場企業のグループ会社が運営するエージェントです。

フォスターフリーランス
東証一部グループ運営
高単価
20年のサポートノウハウ

1996年に設立され、20年以上にわたり運営されている、優良案件が常時5,000件以上、登録者15000人以上の安心感抜群のフリーランスエージェントです。IT業界内で築いた強力なコネクションと、IT業界を長年に渡って経験してきたコーディネーターを武器に、長年の間フリーランスエージェント界で存在感を示しています。

また、取り扱うジャンルも幅広いのが特徴です。
新しい技術を磨きたい人にはWeb系、ゲーム系などの案件を紹介してくれますし、大規模開発を経験したい人にはプライムSIerなどの案件も紹介してくれます。

さきほどご紹介したレバテックと並んで、フリーランスエンジニアで登録してない人はほとんどいない大手エージェントです。やはりこういったエージェントはとりあえず登録しておくと、思ってもいなかったような好条件の案件をもらえることがよくあるので、とりあえず登録するのをおすすめします!


PE-BANK

PE-BANKは、1989年から続く業界内の長老的なフリーランスエージェントです。

PE-BANK
1989年スタートの歴史
高単価
地方の案件にも強い
平均年収700万円

フリーランスエンジニアという働き方が社会では一般的でなかった平成元年から、IT業界内での圧倒的なコネクションを武器に実績を作り続けてきたエージェントです。

PE-BANKの特徴は、なんといっても地方の案件に強いことです。(もちろん、東京などの首都圏の案件にも強いですよ。)

  • 北海道支店
  • 東北支店
  • 中部支店
  • 関西支店
  • 京都営業所
  • 岡山支店
  • 広島支店
  • 九州支店

このように全国各地に支店を構え、ほぼ日本全国対応しています。さすがはフリーランスエージェント界の長老ですね。

また、PE-BANKはマージンを公開していて、そのマージン率の低さには定評があります。

ちょっと変わったマージンの仕組みを採用しているので説明していきます。

報酬受取回数 エンジニア分配率 エージェント分配率
1回~12回 88% 12%
13回~24回 90% 10%
25回以上 92% 8%

上の表がPE-BANKのマージン率です。報酬受け取り回数が一定数以上超えていくとエンジニア分配率が上がっていく感じですね。

初回12%の時点で業界水準をはるかに下回る圧倒的な安さですが、さらに驚きなのは25回以上受け取るとマージン率が8%まで下がります…!

さすが平成元年から続く、平成を代表するフリーランスエージェント。

このマージン率の低さによって平均年収700万円という数字を叩き出しているわけですね。

一般的に首都圏に比べると、地方の単価は月額で5〜15万円ほど下がってしまうのもかかわらず、この平均値を出せてるのは驚異的です。

令和時代でも相変わらず長老としての不動の地位を保ち続けるはずなので、ぜひ登録しておきましょう!


PE-BANKについてはこちらで詳しく解説しているので、興味がある方はぜひみてください!

以上が、フリーランスエンジニアならまずは登録すべき大手エージェントでした!

基本的には無料なのでフリーランスエンジニアなら全部登録しておくべきですが、どうしても面倒な方は自分に合いそうなエージェントを2、3個選んで登録するといいと思います!

以下に、ご紹介したエージェントを再掲しておきます。

働き方や時短にこだわりたい方へ!特徴別エージェント6選

ここでは、特徴別にエージェントをいくつか紹介していきます。中にはちょっと変わったエージェントも。
フリーランスになろうとする人の中には、

  • 育児の関係で週3くらいの案件を探している
  • あまり実務に自信がないけどフリーランスをやってみたい
  • せっかくフリーランスになったのだから、リモート(在宅)中心がいい

といったような方も多いはず。

こういったフリーランス側のこまかな要望にもバッチリと応えてくれるイチオシのエージェントをご紹介していきます!

ポテパンフリーランス

ポテパンフリーランスは初心者にもやさしいフリーランスエージェントとして人気があります。

ポテパンフリーランス
初心者にやさしい
高単価
トレンド技術の会社多数

他のエージェントだと実務経験が最低1年は欲しいところですが、ポテパンフリーランスなら実務経験半年〜1年くらいでも案件を紹介してくれることがあるみたいです。実務経験が2年くらいまでの少ない方は登録必須ですね。

初心者向けというと、紹介してくれる案件がイマイチかというとそうではなく、トレンド技術を使う最先端の会社が多いです。

特にこれからフリーランスになるという若手エンジニアには大変オススメのエージェントです。


クラウドテック

クラウドテックは、株式会社クラウドワークスが運営するフリーランスエージェントです。
クラウドソーシングサイトとして有名なクラウドワークスを運営する会社がやっています。

クラウドテック
週3日・週4日あり
リモートワークあり
翌月15日支払い

クラウドテックの特徴は、フリーランスの自由な働き方に重点を置き、リモートワーク、週3、週4案件などを数多く揃えていることです。

場所や時間にとらわれない、クラウドソーシングサイトで成長してきた会社なので、フリーランスの自由な働き方という部分にはこだわりがあるのでしょう。

  • 「週3くらいで働いて自分や家族の時間を大事にしたい」
  • 「満員電車に乗るのは疲れるから出来るだけ避けたい」

こういった要望のある方はぜひクラウドテックに登録してみてください!


High Performer(ハイパフォエンジニア)

High Performer(ハイパフォーマー)は、上流エンジニア向けの高単価案件に強いエージェントです。

High Performer(ハイパフォエンジニア)
平均報酬月額80万円以上
翌月15日払い
上場企業案件が多数

High Performer(ハイパフォーマー)の特徴はなんといっても、圧倒的に高単価なこと。

平均報酬月額80万円以上という業界内でも圧倒的な単価。上場企業を中心に高単価案件を紹介してくれる、まさに稼ぎたいエンジニアのためのエージェント。

上流エンジニア向けとあって、設計やマネジメントスキルなどが求められますが、そこさえクリアすればフリーランスエンジニアの中でも頭ひとつ抜けた報酬を稼ぎ出すことができます。支払いサイトが15日なのもかなり早くていいですね。

稼ぎたいエンジニアは必ずHigh Performer(ハイパフォーマー)に登録しましょう。


Workship(ワークシップ)

Workshipは、ハイレベルのスキルを持つ人向けに、フレキシブルな案件を提供することをコンセプトにするエージェントです。

Workship(ワークシップ)
週2~5日、土日も
リモートワーク
時給4,000円以上の案件のみ

ひとつ注意点がありまして、ハイレベルなスキルを持った人に特化したエージェントですので、登録時にはスキルシートを提出して審査を受ける必要があります。ここで弾かれてしまうと登録できないというわけです。
ただ、実務経験2年ほどの私でもこの審査に通ったので、そこまで恐れる必要はないです。

時給4000円以上でリモートワークの案件も多数扱っているとのことなので、働き方にこだわるフリーランスエンジニアならぜひ登録しておきたいエージェントですね。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは「IT起業家やフリーランスの自立を支える」ことをコンセプトに、設立間もないながらも急成長中のフリーランスエージェントです。

ITプロパートナーズ
週2日~
IT起業家、フリーランス向け

前にITプロパートナーズ経由で実際に参画した記事を書いたので、興味がある方はあわせてご覧ください。

詳しくは記事を読んで欲しいのですが、ここを使ってみてよかったのは、担当者さんの手際がよく、かなりテンポ良く案件が決まったことですね。スピード感がありつつも、丁寧にこちらの要望を聞き出してくれる無駄のない担当者さんの手腕を目の当たりにして、ベンチャーならではの少数精鋭感を感じました。

週2、週3くらいで、割と急ぎめで案件を探している方はITプロパートナーズに登録するといいと思います!

PROsheet(プロシート)

PROsheet(プロシート)は、ランサーズ株式会社の子会社が運営するフリーランスエージェントです。

ランサーズは、クラウドソーシングサイトで有名ですね。

ライバルのクラウドワークスと同様、クラウドソーシングサイト運営で培ったノウハウをもとにフリーランスエージェント領域にも進出して実績を上げています。

PROsheet(プロシート)
週2日~リモートあり
直契約
高額報酬

このブログはフリーランスエンジニア2人で運営しているのですが、参画したまでしたことあるエージェントの中で共通なのはPROSheetだけです。(あとはキレイにばらけてます。)

興味ある方は以下の記事にPROSheetの評判を書いたので、あわせてご覧ください。

フリーランスエージェントを使う上で知っておきたいこと

フリーランスエージェントを使う上でぜひ知っておきたいことを紹介していきます。
以下の3つについて解説していきます。

  • エージェントの仕組み
  • 案件参画までの流れ
  • 単価の決め方

もちろんエージェントによって多少の違いはあるのですが、上記は大半のエージェントに共通なので最低限押さえておきましょう!

エージェントの仕組み

まずはエージェントの仕組みについてです。

言葉で全部説明するより図の方がわかりやすいので、図を作ってみました。

フリーランスが仕事を探したいと思い、フリーランスエージェントに登録すると、エージェントはフリーランスエンジニアを欲しがっている企業にフリーランスを紹介します。
フリーランスと企業で合意が取れて稼働開始となると上の図のようになります。

ここで大事なのが、例えば、企業が月額100万円払っているとするとフリーランスエージェントは手数料(例えば15万円とします)を取ります。
フリーランスエンジニアに入るのは

100万円-15万円=85万円

になります。
よくマージン率というの言葉が使われますが、上の例ですと、

15万円/100万円 × 100 = 15%

となります。この手数料によってエージェントが成り立っているわけです。

エージェントを使う以上、ある程度マージンを取られるのは仕方ないことですが、このマージン率は業界平均で15〜25%とされているので、それ以上取られる場合は足元をみられている可能性が高いですので注意してください。

案件参画までの流れ

続いて案件参画までの流れについて解説していきます。大体のエージェントでは以下のフローで進んでいきます。

  • 1.フリーランスエージェントに会員登録
  • 2.フリーランスエージェントにスキル登録
  • 3.フリーランスエージェントの担当者と面談
  • 4.フリーランスエージェントからのオファー
  • 5.紹介された企業と面談
  • 6.紹介された企業からの内定
  • 7.契約手続き
  • 8.稼働を開始する

ここではレバテックフリーランスを例に説明していきますが、他のエージェントも大体同じです。

フリーランスエージェントに会員登録

まずはフリーランスエージェントに会員登録する必要があります。下の写真はレバテックのものです。

以下のリンクから登録画面に行けるので、お好きなエージェントで会員登録してください。

基本的にはメールアドレスと氏名を入力して、いくつか質問に答えるだけなので、2、3分で終わると思います。

フリーランスエージェントにスキル登録

会員登録をすると、スキルシートの提出を求められるエージェントが多いです。スキルシートを提出しなくてもあとで面談のとき作成することもできるのですが、早めにやっておくと担当者との面談がスムーズに進むので、できれば先に作っておくことをオススメします。

さきほどご紹介したレバテックの登録画面から質問に答えていくと、以下のような画面が出ます。

ダウンロードすると以下のようなスキルシートがゲットできます。

これを埋めてスキルシートを完成させて、色々なエージェントで使い回すのがオススメです!

もちろんすでにスキルシートをお持ちの方はそちらを使って登録すれば大丈夫です。

フリーランスエージェントの担当者と面談

登録が完了するとフリーランスエージェント側から連絡が来て、エージェントの担当者との面談に進みます。土日や夜遅くでもやっている場合が多いので、忙しい会社員の方でも日程調整できると思います。

また、面談会場は東京都内にあるエージェントの本社であることが多いですが、最近ですと自宅でビデオ面談も可能なエージェントも多いので、どうしても行くのが厳しい場合はビデオ面談でもいいかもしれませんね。実際私もビデオ面談を使うことも多いです。

面談では、担当者がフリーランスのスキル感、得意分野、希望条件などをていねいにヒアリングしてくれます。面談に行く前に以下の項目を整理しておくとスムーズに進むでしょう。

  • いつから参画できるか
  • 週何日稼働がよいか
  • 希望単価はどれくらいか
  • どのような文化の企業が好みか
  • 常駐、リモートに関して好みはあるか
  • 場所はどの辺が希望か
  • ベンチャーか大企業かについて希望はあるか

フリーランスエージェントから企業の紹介

面談が終わると、面談内容をもとに定期的に案件を紹介してくれるようになります。

  • 場所
  • 単価
  • 採用技術
  • その他企業情報

などが記載された情報が登録したメールやライン、チャットなどに流れてきます。
良さそうな案件があったら担当者に面談にすすみたい旨を伝えれば、企業との面談にすすみます。

紹介された企業と面談

紹介された企業と日程を決めて面談をします。多くのエージェントの場合、担当者が企業との面談についてきてサポートしてくれます。

だいたい1時間くらいの面談を一回して合否がきまります。

紹介された企業からの内定

面談を終了すると、だいたい1週間くらいで合否の連絡がきます。連絡が来てその企業で働くことを決めたら契約手続きに入りましょう。

契約手続き

契約手続きは基本的にはエージェントが主導でやってくれるので、送られてきた契約書の条件が自分の希望にあってるかだけしっかり確認しましょう。希望と違う条件があったら担当者に言えば調整してくれるので遠慮なく言いましょう。

稼働を開始する

契約を締結したら、稼働を開始します。とくに最初の1ヶ月くらいはエージェントが手厚くサポートしてくれるので、稼働する上での不安はできるだけ早めに解消しましょう。

単価の決め方

もちろんその人のスキルレベルによって大きく変わるのですが、経験年数で区切った場合以下のような目安になると思います。

経験年数 単価
1年 55万〜60万
2〜3年 60万〜70万
3〜5年 65万〜75万
5年以上 70万〜80万

スキルによって変わる部分に関しては、実際にエージェントで診断してもらうのが手っ取り早いです。

とくに自分の単価の相場観を知りたいならレバテックギークスジョブに聞きに行くのがオススメです。

フリーランスエージェントを使う4つのメリット

それでは、フリーランスエージェントを使うメリットを説明していきます。以下の4つがフリーランスエージェントを使う上で最大のメリットだと思います。

  • 営業しなくてよいので開発やスキルアップに集中できる
  • 選べる案件が多いので自分にあった案件を見つけられる
  • めんどうな手続きを代行してくれる
  • 案件が途切れにくい

営業しなくてよいので開発やスキルアップに集中できる

まず、営業活動をエージェントに代行してもらうので、空いた時間に開発やスキルアップに専念できます。
よくエージェントにマージンを抜かれて単価が下がるのを嫌がる人がいますが(私も昔はそうでした)、営業活動に本来かかってた時間をスキルアップの時間に当てれば結果的に単価は上がります。またスキルアップをしながら発信活動を続けていけば自然とエージェントを介さない契約ができるようになります。

スキルレベルがかなりあって、発信力もあるベテランエンジニアならともかく、まだまだスキルに伸び代があって発信力がない場合は、エージェントを使いながらスキル/発信力を磨いていったほうが結果的にお得です。

選べる案件が多いので自分にあった案件を見つけられる

やはり自力で営業する場合に比べて、エージェント経由の方が豊富な案件の中から自分の好きな案件を選ぶことができます。エージェントはかなり膨大な案件数を持っているので、やりたい技術、働き方、現場環境などがマッチしやすいですね。

知り合い経由で仕事をもらったりすると、どうしても妥協しなければいけない点がでてくるので、この点はかなり大きなメリットだと思います。

めんどうな手続きを代行してくれる

エージェントは業務上発生するめんどうな手続きを代行してくれます。フリーランスになると契約の締結や更新、請求書まわりなどの雑務をやる必要が出てきます。これらを全部自分でやると、月末に朽ち果てます。

エージェントはこれらの手続きを代行・サポートしてくれるので、かなり楽になりますね。

案件が途切れにくい

エージェントを使うとやはり案件が途切れにくいです。私の周りでも、エージェント経由で参画している人はせいぜい1ヶ月くらいまでしか案件が途切れることはないです。(※ただし、フリーランス本人が望んで冬眠に入る場合は除きます)

これだけエージェントがあると、よほどのことがない限り案件が途切れることはないと思いますね。エージェントのおかげでフリーランスエンジニアの不安定さというのがかなり解消されていると思います。

フリーランスエージェントを使う上での注意点

それでは、フリーランスエージェントを使う上での注意点を3つ紹介していきます。以下の項目を説明していきます。

  • 多重マージンに注意!直案件を見つけよう
  • エージェントは必ず複数登録しよう!
  • エージェントに登録する前に退職する必要はない!

多重マージンに注意!直案件を見つけよう

以下の図のように企業の間に仲介が複数入っている多重マージン構造の案件は絶対にやめましょう。(本記事で紹介したエージェントのなかには多重マージンの案件を扱ってるところはないはずです。)

図の例の場合ですと、企業側からフリーランスを雇うのに月額100万円払っているにも関わらず、フリーランスには月額50万円しか支払われません。

多重マージンによってマージン率が

50万円 / 100万円 × 100 = 50%

にまで跳ね上がります。これはさすがに高すぎですよね…。

エージェントCに登録したらエージェントBを紹介されたなどといったことがあったら、この多重マージン構造を疑いましょう。

エージェントは必ず複数登録しよう!

フリーランスエージェントは以下の2つの理由から必ず複数登録するべきです。

  • リーチできる案件の絶対数を増やす
  • エージェント同士で競合させると単価を上げやすい

リーチできる案件の絶対数を増やす

まずエージェントに複数登録することでリーチできる案件の数が増えます。エージェントによって得意分野が異なるので、1つのエージェントだけしか登録しないと紹介される案件に偏りが出てしまいます。
エージェントに複数登録しておくと、自分の希望にあった案件に出会える確率が大幅に上がります。

エージェント同士で競合させると単価を上げやすい

また、エージェントを複数使うことで単価を上げやすいです。フリーランスが複数のエージェントで案件を探していると、エージェント側が自分のところで契約をしてもらおうとマージンを下げてくれる場合があるからです。

大手エージェントを中心に必ず複数登録しましょう。(最低でも2、3個は登録するといいと思います!)

本記事でオススメしている大手エージェント

エージェントに登録する前に退職する必要はない!

当たり前のことなのですが、エージェントに登録する前に仕事を辞める必要はありません。現在お仕事がある方は、在職している間に一通りエージェントの登録は終わらせて、企業との面談を何度かしてみましょう。仕事終わりの夜遅くや土日なども対応してくれる場合が多いので、本業に支障が出ることはほとんどありません。

エージェントの担当者や企業と話してみてフリーランスとして活動できるメドがたったら独立しましょう!

フリーランスエージェントについてよくあるQ&A

  • リモート(在宅)案件はあるの?
  • 週2、週3の案件はほんとにあるの?

リモート(在宅)案件はほんとにあるの?

最近ではリモート案件対応のエージェントも増えてきましたが、エージェントが扱ってる案件は一般的には常駐の案件の方が圧倒的に多いです。
とはいえ、常駐の案件に入っても数ヶ月仕事をして信頼を得ることができれば、リモートに切り替えることは十分可能です。実際に私もこの方法で常駐からリモートに切り替えたことがあります。リモートしたいという方にはこちらの方法がオススメです。

最初からリモートしたいという方はリモート案件対応のエージェントに登録しましょう。以下の2つが特にオススメです。

週2、週3の案件はほんとにあるの?

週2、週3の案件を見つけるのはそこまで大変ではありません。週2、週3に対応しているエージェントに登録して希望を伝えればわりとすぐに紹介してくれます。週2、週3の案件を見つけるのに特にオススメなエージェントを2つほどピックアップしておきます。

まとめ

以上、オススメのエージェントや、エージェントを使う上での注意点などについて紹介しました。今やフリーランスとして活動する上で、よいフリーランスエージェントに出会うのは大変重要なことです。

フリーランスエージェント選びを間違えてしまうと、理想のフリーランス生活を送れなくなってしまうので、本記事を参考に、自分にぴったりあったエージェントを探してください!

本記事で紹介した大手フリーランスエージェント

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