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IT土方がWeb系のフリーランスに転向して給料が6倍になった話【脱却法】

最終更新日:2019/03/21


どうも元IT土方のゾエです!
今は週3でフリーランスエンジニアとして働いて月50万円程稼いでいますが、以前(1年半程前)は月収80,000円程で働いていました。

IT土方って何?と思うと思うのですが、要するにIT系の孫請けとかで働いている人のことです。

わかりやすいように辛かった案件その1をご紹介します。

IT土方の具体例 LP編

ランディングページと呼ばれる、Web上の特設ページを作った時の話です。
これは、搾取構造と圧がとても辛かったです。

わかりやすくいうと、プログラミングの作業をしているのが僕だけ。
その仕事に関わっているのが社内で。

社長、上司、上司、上司みたいな感じです。
まーチェックだけをされるわけですよ。

「ここ違くない?」
「1pxずれてない?」
「文言変じゃない?」
「もっと早くできない?」

は、ならお前がやれよという話なのですが、給料がよければなんの問題もありませんでした。

問題は圧倒的搾取構造です。
正確ではありませんがざっくりと説明します。

社長が15万円でランディングページを作る仕事を取ってきたとします。
(デザイン費用除く)

まず最初に僕が働くので、15万÷1200= 125時間
他に技術者がいないわけで、僕が125時間で顧客の満足するランディングページを作らないとマイナスになります。

そして、実際に与えられる時間は大体3日程度です。
一回6時間ぐらいの勤務でしたので、18時間でこなさせるわけですね。
まあ、けれどそれは無理なわけですよ。

なので、実際に3日じゃ無理だという話をすると、ふーん。とか、いやお前ならできるだろーとかアメとムチでなんとかさせようとするわけです。

勿論僕は、社会構造を当時は知らなかったので、これが3日でできない僕はなんて無能なんだなんて思いました。
なので、家でこっそりやったり、それに向けた勉強なんかを家でずっとしてました。
普通の企業ならこの時間に報酬発生しますからね。
恐ろしいことです。

アルバイトしている時間は試合の時間。
できるだけ短い時間で最高のアウトプットを出すっていう場所でしたからね。

これだけならまだまし Sierの多重構造

IT土方を排出しているのは、Sierと呼ばれる組織の場合が多いです。
Sierは優良顧客からいい案件を取ってきて、それを下請けに投げます。
ピンハネした分をその下請けに案件として投げるわけです。

上流の仕事凄すぎって感じですよね。

そして、これから更にピンハネは連鎖します。
上流から受け取った仕事をそれを更に下に投げるやつがいるわけです。

わかりやすく説明すると、クライアント → 上流Sier → 中流Sier → 零細企業(勤めてたとこ) → デザイン外注 → マネージャー → 僕

と仕事が流れてきていたわけです。
そして、プログラムのできない上司4人掛かりでチェックという項目を行うわけです。

これのすごいところが、4社が関わっているのに技術者がアルバイター1人しか登場しないというところです。

面白いですよね、生産性とは?ITとは?の世界。

これが、多重構造です。

一人で何人支えればいいんですか?
毎日重圧でめちゃめちゃ辛かったです。(バイトとは….

僕が教えるブラック企業診断項目

まあ皆さんには僕と同じような思いをして欲しくないので、こういった企業には務めてはいけないっていうリストを作成しました。

  • IT専門ではないメディアに求人を載せている
  • 零細企業
  • 勉強ができるじゃんなどと意味不明な発言をする。
  • 有料のプログラミングコースを自腹で勧められる
  • 圧をかける劇場が行われる
  • Sierとの関わりがある
  • 技術のできる上司がいない
  • 身内企業
  • 残業しているのが偉いみたいな風潮
  • 上がるはずの給与が上がらない

反面教師にすれば、どういった企業がオススメかというのも簡単にわかるので、脱IT土方を目指している人は必見です!

  • 自社サービスの開発をしている
  • 技術者比率が高い
  • 企業規模が大きい
  • 残業している人が少ない
  • IT専用のメディアに求人を載せている
  • 定期的に給与交渉をしてくる

とってもわかりやすいですよね。

脱IT土方しました。

当時の僕は、このような職場でキッズホイホイをされていた訳です。
そして、IT土方として活躍して1年程たった頃にレバテックというところに登録しました。
そして、3社目でようやく合格しました。

その結果じゃじゃん。
8万 → 47万?円と給料が約6倍になりました。

これ驚かないで欲しいんですが、家での稼働が一切なくなったので労働時間(勉強時間含む)が減ったんですよね。
当時の契約では月160時間だったので、IT土方時代と比べるともう、だいぶ楽でした。

これが僕のIT土方を脱却した話です。

週3で50万以上稼いでるといっても、僕は1年半程前まではIT土方でした。
同じような環境で必死に努力している人は一刻も早く抜け出してくれるといいなと思います。

IT土方の抜け出し方

IT土方の抜け出し方には2パターンあります。

転職できるスキルがある場合・ない場合の2パターンです。
もし、スキルがある場合はもう転職するだけなので簡単ですよね。
すぐ面談を受けに行ってください。

問題はない場合です。
会社に拘束されている時間を少なくしてスキルアップするしかないんですよね。
僕の場合はアルバイトでしたのでなんとかなりましたが、正社員としてブラック企業に勤めてしまっている場合はヘトヘトに疲れてしまうことでしょう。
土日を勉強に時間を割くなんて実質無理ですよね。

つまりスキルアップしないので正社員のIT土方がIT土方を脱却するのは無理です。

では、どうすればいいかというとやめてプログラミングスクールに入ればいいんですよね。

確かに一時的な給料が入らなかったりはしますが、僕のオススメするプログラミングスクールだと転職コースなら授業料無料 → 転職確率95%越え最短就職22日なので短期間でスキルアップのできる職場に入る → フリーランスエンジニアを目指すなんていうルートが目指せます。

最後に

IT土方の辛いところは、自分でスキルアップして市場価値を高める時間の確保が難しい事です。
まずは、自分のスキルアップできる環境に身をおくのもありなのではないかと思います。

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WINDII

実務未経験からプログラミングを初めて現在はフルリモートのフリーランスエンジニアとして活動中。

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